市民の木ツバキ約300種、市民の花ツツジとサツキと合わせて約200種など、四季を通じてさまざまな草花や樹木が楽しめる。
1.3haの敷地の中央を二ヶ領用水が流れ、温室や樹木園、芝生広場、盆栽展示場、水車などがあり、草木を眺めてくつろぐ親子連れも多い。
「芸術は爆発だ」で知られる日本を代表するアーティスト岡本太郎の芸術をまるごと体感できる美術館。1999年に「自然と融合した美術館」のコンセプトを基にオープンして以来、美術愛好家にとどまらず多くの人に親しまれている。
生田緑地の自然とマッチするよう、 ほとんどの施設が地下にあるユニークな美術館で、外部には高さ30mもある「母の塔」が立っており、同館だけでなく緑地のシンボルとして親しまれている。
種類、株数とも首都圏でも屈指のバラ園として人気を集めている。丘陵の高台にあり、約1.2haの園内には世界各国のバラが咲き乱れ、華麗な色と香りの競演がくり広げられる。
大輪、四季咲き中輪、ミニバラ、つるバラなどがあり、春は約530種約4,700株、秋は約440種約4,000株が開花時期に合わせて一般開放されており、世界の王族にちなんだバラを集めたロイヤルコーナーなどが人気を集める。
伝統工芸の藍染めの技術を展示するほか、手軽に体験できるユニークな施設。 館内では作品や染め道具を展示しているほか、職員の指導でハンカチやのれんなどを自分で染めることもできる。絞り染め講習会も開催されており、毎回人気をよんでいる。 同館は日本民家園の西門を兼ねていて、ここから入場できる。
二ヶ領用水宿河原堰のそばにあり、多摩川について教えてくれるミニ資料館。展示室には多摩川にすむ魚のミニ水族館、パソコンを使った川の環境情報の検索、宿河原堰の模型などがあり、床には、源流から河口まで138kmの流域を写した多摩川の航空写真が埋め込まれている。
「多摩川エコミュージアムプラン」の運営・情報発信の拠点として、情報・資料室、会議室なども設けられている。
生田緑地にある自然系の博物館で、川崎市の自然に関する展示を行う本館とプラネタリウム館がある。
展示室入り口の大きなアケボノゾウの化石をはじめ、多摩丘陵の自然を再現したジオラマなど、身近にある自然の仕組みをわかりやすく紹介している。
同館のプラネタリウム「メガスターII」は410万個の星を再現し、宇宙の深遠が体感できる。
東日本の民家を中心に古民家25棟を移築・展示する野外博物館。多摩丘陵の起伏に富んだ地形に古民家が建てられ、江戸時代の農山村の雰囲気が味わえる。
古民家のうち18棟は国や県の重要文化財に指定された貴重な建物。
山下家2階には貴重な民具を展示するほか、本館には模型や写真を使った古民家についての基礎知識を紹介する展示室がある。
多摩丘陵の自然が楽しめる川崎市内随一の緑の宝庫。面積約180haの起伏に富んだ緑地にはクヌギ、コナラなどの自然林に加え、枡形山のサクラをはじめ、ショウブ、アジサイ、ツバキ、ツツジなど四季の花が楽しめる。谷間には湿性植物が見られる自然探勝路もある。枡形山には鎌倉時代の武将稲毛三郎重成の居城があった。
約2haの園内では特産の多摩川ナシをはじめウメ、ブドウ、クリ、カキ、ミカン、モモ、キウイフルーツなどの果樹を栽培、さまざまな試験を行っている。
温室では熱帯、亜熱帯の果物や花を楽しめる。 管理棟にある展望室からは都心の高層ビルなどが望めるほか、多くの農具も展示されている。 多摩自然遊歩道の途中にあり、園の前の道路はみごとなサクラのアーチができる。
所在地 川崎市多摩区菅仙谷3-17-1
電 話 044-945-0153
交 通 JR南武線稲田堤駅・京王相模原線京王稲田堤駅からバス「西菅団地」下車、徒歩5分。小田急線読売ランド前駅からバス「菅高校」下車、徒歩5分
HP http://www.city.kawasaki.jp/28/28nougic/home/top.htm
時 間 午前9時30分〜午後4時30分(9月〜3月は午後4時まで)
休 園 月曜(月曜が祝日の場合は開園・翌日休園)・年末年始
入園料 無料
施 設 熱帯果樹温室、展望台、休憩室(管理棟)、クリ園、ウメ園、ナシ園、カキ園